一体全体どこから猥褻で違法行為で、どこまではセーフなのか!?法律的な意味で

少々アダルトサイトに関わっているため、猥褻の範囲というのを常日頃意識しています。
結論から言えば警察がアウトと判断したら捜査が行われ、検察がアウトと判断したら起訴が行われ、裁判所がアウトと判断したら法で裁かれるということになります。
しかしながらその判断基準は明確にはなっていません。

では現実問題として何処をどうしておけば良いのか。
法律の専門家ではないので正確性や適法性は保証できませんが、アダルトサイトの現場から得た知識や考察、現状についてお知らせしたいと思います。

画像投稿でぼかし処理では駄目で、モザイク処理が必要な理由

流通している日本のAVにはモザイク加工がなされています。
性器を無修正で映すことは刑法175条のわいせつ物頒布等の罪に問われるからです。

この修正については各々の審査団体で規定を設けて自主的に加工を行っているようです。
AVの審査基準が一応の目安といえるのではないでしょうか。

アダルト掲示板サイトの『ナンネット』ではこれを「5ピクセル以下の修正は不可」として「6ピクセル以上の修正は可」としています。
ぼかしは原則として認めていません。
これはボカシでは透けて見えているかどうかの判断基準を設けることが出来ないからです。

モザイクは何ピクセル以上かければよいのか?

6ピクセル以上あれば法律的にセーフかというと、それはわかりません。
6ピクセル以上あれば明確にモザイクがかかっていると判断できるという自主的な基準として設けています。
ただ、このモザイク基準で違法性を問う照会が警察から来たことはありません。

照会時に警察の方と電話でお話ができる機会があった際、サイト管理者としてどの程度の修正が施されていればよいのか確認を求めたことがありますが、警察としては猥褻性のあるものを確認して、違法性があると判断した場合に捜査を行い、検察官に事件を送って、検察官が違法性を判断するので明確には回答できないというようなお話でした。
まあそれはわかるのですが、その前の方の判断を教えてほしいところでしたが、色々と察するしかないようでした。

アナルにモザイクは必要か?

アナルは性器ではないので、現在では原則としてモザイクは不要ですが、AVではアナルへのバイブ挿入やアナルファックなどの性行為に及ぶ場合にはモザイクを入れるようにしているようです。
とは言えAVでアナルが解禁されたのは2006年頃からです。これは興味があれば「ビデ倫 アナル」などで検索してみて下さい。

二次画像にモザイクは必要か?

写真や映像だけでなく、創作された絵・二次画像にもモザイクは必要でしょうか?
表現の自由の問題もあり、とかく議論のある問題ですが、猥褻性の問題としては修正処理は必要となっています。

2013年には「コミックメガストア」を出版していた株式会社コアマガジンの社員らがわいせつ雑誌頒布の疑いで逮捕された例でも明らかです。
WEBでも伝聞ですが、二次画像系のアダルトサイト運営者が逮捕されたと聞いたことがあります。

二次画像とモザイクは相性が悪いというところもあって、性器に数本の黒線を入れる修正が主流のようですが、2017年夏のコミケでは塗りつぶしが必要になったとかなっていないとか噂が飛び交いましたが、修正基準はどうやら厳格化の方向にあるようです。

https://togetter.com/li/1118154
https://togetter.com/li/1120547

心に留めてほしいこと

しっかりとした修正を施して画像や動画を投稿したり、WEBに上げて見てもらうことは問題ありません。
ただ、すぐ消せばいいだろうとか逮捕されるのは一部の人だろうなどと安易な気持ちで無修正のものをネットに上げてしまうと、刑法175条のわいせつ物頒布等の罪に問われ、2年以下の懲役又は250万円以下の罰金若しくは科料となります。

楽しむための場で被害者もいない行為とはいえ、犯罪行為として罪に問われてしまいます。
実際に照会を受けて対応する身としては切ないものがあります。
罪に問われた人は切ないどころではないでしょう。
違法画像の投稿は「ちょっと調子に乗ってしまいました」では済まない行為であることを心に留めていただければと思います。

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